アメリカの良心とも言うべきリンカーンブランドが打ち出した新機軸が、このアッパーミドルクラスセダンのLSだった。基本的なメカニズムは同じフォード傘下のジャガーSタイプと共有する。スタイリングはそれまでのリンカーンのイメージとはおよそかけ離れたもので、フォードはこのスタイルでヨーロッパ市場への意欲を示したのだった。事実、このデザイナーはアメリカとヨーロッパの融合をテーマにしたという。駆動方式は当然ながらSタイプと同じくFR(後輪駆動)で、搭載されるエンジンも同様3LのV6と3.9LのV8の2種類が用意されていた。(1999.10)